ホワイトニング

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、歯の表面に過酸化水素と過酸化尿素を主成分としたホワイトニング剤を塗り、歯の表面の着色物を無色透明に分解していきます。ホワイトニングの一番のメリットは、健康な歯を削ることなく白くできることです。ちなみにアメリカでは1992年頃からホワイトニングが一般化されており、現在では2,000万人以上の方が歯の漂白をしています。

にっこり笑った笑顔なのに、歯が黄ばんでいる。

こんな笑顔を見た時、貴方はどのような印象を受けるでしょうか。「輝く白い歯」は貴方の笑顔をもう一歩完璧な笑顔にする為の重要な要素です。更に、ホワイトニングは口内の衛生状態も保つことができ、虫歯や口臭を抑えることも可能です。

ただ、ホワイトニングは基本的には誰にでも有効ですが、必ずしも効果的な結果が得られるとは限りません。漂白の度合いも、治療の期間、歯の組織構造の違い、生活習慣により患者さんによって異なりますので、まず歯科医の口腔内検査を通して処方するかが決められます。

ホーム・ホワイトニング インフォームド・コンセント

当院でのホワイトニングは、ホーム・ホワイトニングを実施しております。

「ホワイトニング」に関するインフォームド・コンセントをお読みいただき、十分に治療をご理解したうえで受診するか否かをお決めください。

「ホーム・ホワイトニング」ってどんな治療?

ホーム・ホワイトニングはDo It Yourself方式の治療法で、都合の良い時間に自宅で行うことができます。ご自分で実行することに不安を感じるかもしれませんが、歯科医の監督指導のもとに行われますから、ご安心ください。使用される機材は「ホワイトニング剤」と「カスタムメイドトレー」だけで簡単なのですが、あなたご自身の努力がキーポイントとなります。

歯のメイク(マニキュア)と違い、一時的なものではなく半永久的なものです。

妊娠中あるいは授乳中の女性に対する安全性は、保証されておりません。該当する場合には、緊急を要する治療行為ではありませんので、安心して受診できる時期までお待ちになるようお勧めいたします。

どの程度白くなるの?

歯科医の指示にしたがって確実に実行していただければ、ホワイトニング完了後には「白く美しい歯」となり、ご自分の笑顔がイメージアップできます。ただ、残念なことに、現在の状態をご希望の「白さ」まで改善できるという保証はありません。

また通常は良好な結果が得られますが、どの程度の改善が見込まれるかを確実に予測することは困難です。変色の原因や程度・歯の質・ホワイトニングを実行する度合いなどの要素により個人差が大きいからです。

ホワイトニング開始前に認識していただきたいことは、「人間の目は敏感に新しい色調を識別できますが、自分の目はその色調にすぐに慣れてしまう」ことです。ご自分の歯を毎日見ていることで、白さが改善されても、以前から変化してないように錯覚しはじめます。もし効果に疑問を抱かれた場合は、歯科医の保存する治療開始前のデータや写真と比較することで、疑問は解消されるはずです。

治療期間は?

一日に6〜8時間トレーを就寝時(ホワイトニング専用歯磨き粉で歯磨きの後)に装着します。基本的には毎日連続使用で効果が期待できます。

通常は5日ほどで初期効果が確認できるようになり、治療が完了するまでの期間は4週間ですが、効果が薄い時は6週間となります。(上顎・下顎ともにホワイトニングする場合は期間が2倍となります。)

ご自分の判断によりトレー装着期間・回数が足りないために効果が得られない場合でも、最大6週間までとします。またホワイトニングが困難と判断された症例と判断されたケースでは、予測した結果がなかなか得られない、あるいは白さがチョーク様になる場合があります。ただし治療期間の延長を希望された場合には、1週間で¥2,500のご負担となります。

薬の安全性は?

効果を得るために、「過酸化尿素」を含有したホワイトニング剤を使用しております。米国食品医薬品局(FDA)は、この薬剤をホワイトニング用としてではありませんが、口腔用殺菌剤としての安全性を保証しています。「過酸化尿素」はお口の中でだ液や体細胞と接触することで分解し、発生した「過酸化水素」がホワイトニング効果をもたらします。ちなみに、「過酸化水素水」は「オキシドール」として知られていますが、洗浄・殺菌に長年汎用されているのは、毒性や副作用がなく簡便に使用できるからです。

さらに、ホワイトニングが開始されて以来100年が経過し、現在実施されている治療法の経験者はすでに、1000万人を超えると推定されていますが、歯科医が関与したホワイトニングに限定した場合、歯・歯肉・舌・頬粘膜・咽頭に重篤な障害を起こした事例は報告されておりません。簡便な方法により効果が得られ、しかも安全であるという経験を踏まえて、米国の統計では90%の歯科医がホーム・ホワイトニングを採用しています。

痛みや深い症状は?

ホーム・ホワイトニングは「無痛」「歯質を切削しない」「麻酔が不要」と三拍子揃い、それでいて劇的に状態が改善される理想的な治療法です。ただし治療中の不快感は、少ないとはいえゼロにはなりません。

ホワイトニングは歯の表面から薬剤を作用させますので、すでに知覚過敏の傾向がある場合や虫歯がある場合は、しみることもあります。

また、ホーム・ホワイトニングによる不快感には、冷熱に対する知覚過敏が考えられますので、症状が強く出るようであれば、当院までご相談ください。

治療済みの歯はどうなるの?

ホワイトニングは天然歯にのみ有効に作用することから、治療の完了後でも人工修復物(かぶせ物・つめ物)の色調は以前のまま残留し、濃い色調が一段と目立つようになります。その場合には、新たな色調に合わせて再治療することで、お口の中全体が新しい明るい色調に統一され、美しさが際立つようになります。

完了後のメンテナンスは必要なの?

ホーム・ケア

ご自身によるホーム・ケアは、歯の白さを永続させる大切なポイントです。そのためには、ブラッシングを基本とする「正しいプラークコントロール」を励行する必要がありますので、当院の歯科衛生士の指導をお受けください。そして再着色の原因となる、タバコ・コーヒー・ウーロン茶・ワインなど着色因子を含有する嗜好品を控える方が無難です。

ただ嗜好品は生活をエンジョイする「心の余裕」ともいえるので、ホワイトニング直後の白さを維持したいなら、無理にやめてストレスを感じるよりも、日々のしっかりしたブラッシングおよび6か月に一度ぐらいは当院でプロフェッショナル・クリーニングを受ける事をお勧めします。

タッチ・アップ

ホワイトニング効果は永続することが理想といえますが、現実には数々の要因が重なり改善後の色調が変化します。そこで、ホーム・ケア以外にも効果を長持ちさせるタッチ・アップが不可欠となります。ホーム・ホワイトニングのタッチ・アップとは、色調が2〜3年程度で気になるようであれば、1週間程度を目安として治療を反復して効果を維持する方法です。(使用されていたカスタムトレーがお手元にある場合は、ホワイトニング剤のみ¥2,500[1週間の液代1本]の負担ですみます。) ただし、歯の表面にヤニやお茶などの色素が付着した程度であれば、定期検診の際に表面を磨く程度で簡単に取り除けます。

これだけは守ってほしいこと

定期的に歯・歯肉などに異常がないか、進行状況はどの程度かをチェックしますので、必ずご来院ください。(通常は1週間に一度を目安とします)

トレーの装着時間は、歯科医の指示を厳守してください。

使用する薬剤は1歯につき米粒2つ程度の適量を守ってください。適量が守られていない場合、押し出された薬剤を飲み込むと咽頭に痛みを感じることがありますので、ご注意ください。

トレーを使用したら水洗・乾燥させてトレーケースに入れ、清潔に保管するよう心がけてください。またトレーは熱で変形しますので、熱湯で洗浄しないようご注意ください。

トレーを装着したままでの飲食は厳禁です。

治療はトレーの装着指示が守られていない場合でも4〜6週間で完了いたします。定期的なトレー装着をお守りください。

お作りしたカスタムトレーはその方専用のものです。故意または指示に従わずに生じた過失による紛失・破損・変形はトレー再作成の実費をいただきますので、大切にご使用ください。(カスタムトレー再作成費用¥10,000)

ホワイトニングについてご質問がありましたらお問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ。




お問い合わせ・ご予約は 078-321-2332